2014年後半の闇から2015年入って数ヶ月経過し、足元にある深い谷底に落ちそうになりながらも何とかどうにかこうにかやっています。
年明け早々からまた派遣で事務職を探していたのですが、ピンとくる募集に出会えず、あるいはエントリーしたものは高倍率でだめだったりと、ダブルワークがなかなか決まらず、もやもやとした日々を送っていました。
そんな時かつての同僚から、
「セラピスト不足なので復帰しないか?」との誘いを受けました。
復帰と言っても姉妹店勤務で、以前のようにフル出勤ではなく人手が足りない日にヘルプ的な感じで入ると言うもの。
集客が多いお店なので、1日多いときは300分近く入れ1万くらいの稼ぎ(職位によって変わってくる。私は退職した当時の職位適応)になるよとのこと。
また出勤日数も考慮してくれるとのことで、それならタイ式のお店と掛け持ちでやれる!
ということで、1月にはエリアマネージャーと面談し、技術チェックも無事合格し、1月末より姉妹店に復帰しました。
タイマッサージのお店は土曜日のみの勤務とし、古巣勤務を平日3日くらい、月13日くらいの勤務でスタートさせました。
今回の条件はあくまでイレギュラーで、普通ではありえません。
誘ってくれたセラピストも、面談してくれたエリアマネージャーも、わたしが以前勤務していたお店の同僚のセラピストでした。
わたしは本当に人に恵まれているなぁと改めて思います。皆に感謝感謝です。
心から有難うございます。
1年半ぶりの復帰、そして姉妹店ということもあって、忘れていること、わからないことも多々ありましたが、まわりにもたくさん助けられ何とかすぐに慣れることができました。有難うございます!
復帰の最大の収穫。
人の流れが感じられる!多くのお客様とやりとりできる!
このことがもう、嬉しくて、楽しくて。。。
ほとんど誰とも話さない、待機だけで一日過ぎていく。
そんな社会と隔離されたような何ヶ月かを過ごしていたので、そりゃもう楽しくて楽しくて、新鮮で!
次の日に再度ご来店いただき指名してくださるお客様もいたりで、、、
有難い限りです。
でもまぁ、楽しいことばかりではないです。
心とは裏腹に、この仕事やっぱり体に堪える堪える。
わかっていたことなんですけどね。辞める前もかなりしんどかったですから。
ガチガチに体が硬い方を15分や20分で何とかできる訳がないのですよ。
お客様は「ちょっとすっきりした〜」とおっしゃってくださるのですが、全然ほぐれないですよ。そしてまた新たにガチガチな方を揉む訳です。
それの繰り返しで、つまりずっとガチガチの方を1日5、6人ひたすら揉み続けるのです。
不完全燃焼にもなりますし、なによりセラピストの体が持ちません。
どれだけ体重をかけたとしても限界があります。母指にも限界があります。
揉みほぐし系のセラピストは、大概セラピスト自身のカラダを酷使しています。
その点タイマッサージは長い時間をかけてゆっくりほぐしていきます。
母指だけではなく、腕、肘、膝、足すべてを使って施術していくのです。
そのため負荷なく深層部の筋肉へのアプローチも可能であり、表層部にあるリンパだけでなく深い部分のリンパも流れます。
また関節も動かしていくので受け手のスッキリ感がとても大きいのです。
そして、「二人でやるヨガ」とも言われるように「セラピストの体に優しい」というコンセプトがしくまれているのです。
タイマッサージの同僚セラピストは、ほとんど肩こりを意識しなくなったといっています。さすがに一日6時間施術をした時は疲れるが、とのことですが。
わたしもタイマッサージオンリーでやっていたときは、体の調子は良かったですよ!
毎日適度に運動をしている感覚なのです。
今はびっくりするくらいのガチガチな有様で、右側の首、肩、腰に痛みがでてきたため、さすがにこれはマズいと思い、先日自分が受け手でタイマッサージをしてもらいました。すっきり!ちょっとだけ復活しました。
セラピストは自己管理がとても大切なのですが、自己管理を徹底したところでも、揉みほぐし系セラピストには限界を感じてしまいます。
特に歳をとれば尚更です。
さてわたしは、この3ヶ月でまた怒濤のような変化変容の日々を過ごしています。
古巣復帰は第一歩でしたが、そこから新たな展開が始まりました〜。
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